漫画アプリ・ピッコマにて、毎週木曜日に配信されている「悪女の定義」第29話のネタバレと感想です。
前回の第28話のネタバレは下記の記事にまとめているので、まだ読んでない方や、内容を忘れてしまった方はぜひお読みください！
プロローグ～2話はピッコマで無料配信中！4話以降は、24時間ごとに1話を無料で読むことができます。今すぐ絵つきで読みたい方は、ピッコマへどうぞ！
悪女の定義29話のネタバレ
追放されたヘルマ
2人きりになったヘルマは、侍女を辞めさせてほしいと涙を浮かべなから言います。
シャティの読みは当たり、アイリーンに辞めるように言われたと推測します。役に立たないヘルマをシャティの側におくのは、口をすべらす危険があるため嫌なのです。
理由を尋ねますが、ヘルマは謝るだけで話そうとしません。
そんな彼女の手を掴み、自分はヘルマのことなら何でも知ってるというシャティ。
シャティ「アイリーンの密偵だということもね」
ヘルマは驚き、手を離そうとしますが、シャティが強く握りしめ離しません。
怯えるヘルマに、これまで自分の気が休まらなかったことに対し、どうやって償なってもらおうかと言うと、腕を切り落とすのも悪くないと言います。
シャティ「それとも、噓つきな唇を切り取ってしまおうかしら…？」
ヘルマは土下座してシャティに許しを乞います。いくらなんでも腕を切り落とすわけないが、恐怖のあまりそこまで頭が回ってないのだろう。
シャティはヘルマの顔に手をあて、二度と自分の目の前に現れるなと告げます。
「はい」と言い、そそくさと部屋を後にしたヘルマ。
シャティの目の前に現れるなという言葉は、社交界からの完全な追放を意味しています。パーティーへも行けず、貴族たちとの交流もまず不可能で、稼ぎ先を探すことも難しくなります。
完璧とは言えないまでも、悪くない結末だと紅茶を飲むシャティ。その後、ヘルマは本当に宮から姿を消し、シャティは自分の部屋で心置きなく休むことができるようになったのでした。
緑化事業
宮では、西部地域の干ばつについて議論されていました。
樹木についての研究結果を聞くと、相当の効果が見込まれるとの結果が出たと言う部下。俗説のように、樹木は水を奪うだけではなかったと言います。
干ばつの解決に役立つことを確認した皇太子は、緑化事業について最終決定を下すといいます。
中央から苗木と魔法土を送り、樹木を植える仕事には、地域民を雇用する。植えた苗木を魔法で成長させれば、早期の効果を期待できるのです。
皇太子「みんなの考えはどうだ？」
と尋ねる皇太子。すると、一人の女性がとてもいい政策だと賛同します。
反対するものがいないことを確認した皇太子は、これは自分ではなく、シャティの提案であることを明かしました。
樹木の効果についての知識から緑化事業の内容まで、全て彼女の知恵を借りたもので、先ほどの称賛を受けるべきはシャティだと言う皇太子。
議論に出席していたシャティの父は、その事実にとても驚くのでした。
悪女の定義29話の感想
あらら…ヘルマは宮を追放されてしまいましたね。仲間にできればアイリーンの裏の顔を持つ者として使えるような気がしたんですが…。
そして、皇太子は数々の貴族が集まる会議の場で、シャティを称賛しました。どういった心境の変化があったんでしょうか。皇太子の行動の謎が深まるばかりですね。
