2021年3月4日発売のヤングジャンプに掲載された『キングダム』672話のネタバレと感想です。
前回の第671話のネタバレは下記の記事にまとめているので、まだ読んでない方や、内容を忘れてしまった方はぜひお読みください!
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キングダム【第672話】のネタバレ
六大将軍の六人目
六大将軍を次から次へと発表する政。
残すところ最後の一人となった。
最後の六人目は誰か場内が静かに見守る中、政が六人目の発表を行うと辺りは騒然とした。
理由は六席は空席となったからである。
その頃六席目として有力視れされていた録嗚未と壁は呑気に過ごしていた。
空席の理由は単純に該当する者がいないという理由だ。
”六将”の条件としてまず”戦の強さ”が絶対である。
しかし現時点でこの五人に比肩する者は見当たらなかったのだ。
それであれば五将でいいのではという桓騎であったがそういう訳にはいかなかった。
六将である重要性
旧六大将軍は個々がバラバラのように見え、背や脇をしっかりと支えあうような動きもしていた。
だからこそあれほどの強さを誇っていたのだ。
その話を聞いた桓騎はそれでは七将や八将ではと提案。
しかしそれでは下が足りず取り合いとなり、肝心な俊敏さが失われると危惧したのだ。
現状にあいても六人が最上であると王翦は語る。
”速さ”こそが六大制度最大の武器である。
これから侵攻を深めれば敵国は死ぬ物狂いで傷口を塞ぎにくる。
となると敵側の治癒が早いか、自分たちの侵攻が早い方の勝負になると想像がついた。
勝利をするために本営の許可を待たなくても独自の現場判断で戦を展開してく必要がある。
そのための”戦争の自由”なのだ。
”速さ”と”鋭さ”をもってして敵国の治癒力を凌駕し王都を貫き、六将制度をもって六国を亡ぼす。
これこそが六大将軍復活の狙いである。
そして丞相は戦争の自由が許されるからと言ってなんでも許されるわけではなく、敵国の民であろうと一般人への虐殺、暴行を一切禁ずると改めて伝えた。
そして反乱などはもっての他だと付け加える。
騰はその様な物が出れば必ず抹殺すると断言した。
かつての六大将軍は時の王 昭王に対し絶対の忠誠心があったが、今の五将にその様な忠誠心が全員にないことは理解している政。
しかしそれでも尚揺らぐことなく戦い抜いてくれること、そして時を置かず六人目の大将軍が誕生し五将の助けになってくれることを信じていると語った。
秦国の祖
政は昌文にとあるものを持ってくるように要求した。
そして届くまでの間とある逸話を話し始める。
それは太古の伝説時代のお話。
かの五帝の一人帝顓頊の孫に女脩がいた。
女脩が外で機を織っていたある時、一羽の玄鳥が飛んできて卵を産み落としたのだ。
その卵を女脩は飲み身ごもり大業という男を生んだ。
それが秦国の祖だと言われているのだ。
玄鳥は天の使いであるため秦は天の使いから生まれたということになるのだ。
そして昌文は祖霊達の加護の力を込めた黄金の六翼を持つ天の使いの像を持ってきた。
六翼を一人ずつ六大将軍としての”徴”として預けた。
これは授けるのでなく、預けるのだと念押しした政。
国を亡ぼすということは容易いことではない。
そしてこれから六大将軍は誰よりも苦痛を伴いながら戦っていくことになるのだ。
そのことを改めて伝えた上で誰一人欠けることなく、六国制覇を成し黄金の羽と共に帰還するように政は命じた。
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キングダム【第672話】の感想
六大将軍残りの1席は壁かと予想していましたが、外れましたね。
六人目の大将軍が誕生しそなたたちを助けるとも信じていると政が断言するシーンでは信がど真ん中に描かれていましたが、フラグですかね?
どちらにしてもすぐに六人目が決まることもなさそうなので誰が六人目になるのかゆっくり妄想しながらその時を待ちたいと思います。
それにしても桓騎には圧倒的な華とカリスマ性がありますね。
久しぶりに喋る桓騎が見れてうれしい限りであります。
六大将軍ならず五大将軍が任命された秦。
ますます激しい戦争が予想される中次回からの展開に目が離せません!
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