2019年12月25日発売の少年サンデーに掲載された名探偵コナン1046話のネタバレと感想です。
前回の1045話のネタバレは下記の記事にまとめているので、まだ読んでない方や、内容を忘れてしまった方はぜひお読みください!
目次
名探偵コナン【第1046話】のネタバレ
犯人は菱沼
スマホを赤井と通話状態にしたまま、羽田は犯人と目隠し将棋をしだした。
赤井とコナンは、携帯が繋がっていることに気がつくと、GPSを使って羽田のもとへと急行する。
現場へと急ぐ車中のなか、赤井はコナンに説明を求めた。
容疑者は菱沼棋士と勝又女流棋士と瓜生女流棋士の3人。
殺人現場のキッチン台には、製氷皿2つとミキサーとトースター。3人の内の1人は、ミキサーを使ってアリバイを作ることができたとコナンは言う。
常温の水をミキサーに入れて5分程度かき混ぜると、水分同士の摩擦で運動エネルギーが熱エネルギーになり、42、3度に上昇する。
そのお湯にインスタントコーヒーを入れれば、ぬるめのコーヒーが出来上がるのだ。
犯人は一旦買い物に出たフリをして、忘れ物があったと言って部屋に戻り、ミキサーに水を入れてかき混ぜながら、源田棋士の首を電気コードで絞め殺す。
その後、部屋のどこかに隠しておいた脚を2つ切り取った将棋盤を置いて連続殺人の2人目だと示す。
以前買って取っておいたコーヒー店のカップにコーヒーを淹れ、そのコーヒーを袋に入れてマンションを降り、コーヒーを買ってきたのに被害者が中に入れてくれないと偽っていた、菱沼が犯人だとコナンは説明した。
無事に菱沼を確保
絞殺事件の最中、自宅が火事となり死体で発見された岸本棋士の傍に、脚が3つ切り取られた将棋盤があったのは、犯行の順番を錯覚させるためだとコナンは続ける。
岸本を殺したのは、第2の現場である米花町のマンションに行く前。
殺した後でエアコンの温度を37°にして放置し、自動発火装置で火事になるようにしておけば、温度があまり下がっていない死体が発見され、死亡推定時刻に幅がでる。
将棋盤の脚の数で、第2の殺人の後だろうと思わせられるのだ。
コナンが説明するなか、GPSが示すマンションが見えた。
問題はどの部屋にいるか。恐らくそのための目隠し将棋だと赤井は言い、クラクションを2回鳴らす。
それに気づいた羽田は、「8三角成が香車に捕まってしまう」と、わざと目隠し将棋で悪手を打つ。
8三角ということは、右から8番目で上から3段目のマス目。ということは、屋上から3階下のフロアの右から8番目の部屋で、成ったということはマンションの裏側だと推理するコナン。
赤井とコナンはSATを装い、菱沼を無事に捉えたのだった。
真実を覆い隠す組織の霧
羽田と合流した2人。
コナンは、どうして菱沼が逃げなかったのかを羽田に尋ねると、告白文を警察が見つけてくれるのを待っていたと答えた。
錦戸、源田、岸本、瓜生の4人の棋士は、胸ポケットに小型カメラ内蔵のペンを刺し、対局中の映像をスマホに送り、仲間がネットで妙手を検索。それをトイレや廊下ですれ違った時に教えていたというのだ。
錦戸はバレずに昇給できたが、瓜生はトイレに立つ回数が多すぎると将棋連盟から呼び出しをくらい、他の3人に相談したが、「クチナシの掟に従って死んでくれ」と言われたという。
クチナシの掟とは、対局中に横から口を出すなという戒めから将棋盤の脚はクチナシの実の形になっており、それになぞらえた約束だった。
そのせいで自殺に追い込まれた瓜生を、菱沼が不審に思い、4人の不正を突き止めて自白をさせ、親友だった瓜生の敵を討つため、3人を殺し、脚(クチナシ)を切り取った将棋盤を置いたのだと羽田は説明した。
どうしてその告白文を警察は見つけてないのかと尋ねるコナン。
羽田は、自分が先回りしてくすねたからだと、笑顔で言うのだった。
そんなことよりも、自分の彼女に母さんが会ってくれないと赤井に相談する羽田。
赤井はコナンの顔を見て、母さんにはいずれ会えると言う。
赤井(真実を覆い隠す、組織の霧が晴れたらな…)
名探偵コナン【第1046話】の感想
年内に棋士連続殺人事件が解決してよかったですね。次回まで7週間ほど空いてしまいますが、10号からは警察学校編が始まります。次回も楽しみです!
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